2016/05/25

【05/22 パイロットレポート Day1】


寒冷前線の接近に伴い南風が強まり、ブルー、安定度高い、風にちぎられたチョッピーなサーマルコンディションになりました。
地形は谷底で400m, 尾根の上で800m 、高いところで1100m の尾根が南北に続く丘陵地帯になります。 尾根に平行に風が吹くので、トリガーポイントが探りづらく、wind shadow で熱の貯まるところ、ブルーコンバージェンスラインがポイントになります。
スタート前は好調だったのですが、スタートライン付近でリフトをつかみ損ね下げてしまい、再度上げ直したところでフランスチームと合流出来、最終スタート。悪いときは皆同じなので、given condition を楽しむことに。
2nd leg 中盤のクライムで遅れてフランスチームを見失いましたが3rd leg でまた合流。3rd leg からさらに弱く、地面は近く、山の上に降りちゃっている人も居るし(閉じ込められて谷に出られなくなったんでしょう)ですが、0.4m/s, 0.8m/sと普段なら見向きもしない弱いのを使って、G29 のグライドを信じて伸ばすと次に届きます。こういう日は翼の長いグライダーの強さが顕著になります。
とにかく条件は皆同じ、気持ちのコントロールが出来ました。
4th leg に入り、残り90km 、なんとかフィニッシュを目指しましたが、そうは上手く行かず。最後は飛行場をキープしながらリスタートして帰りました。スタートは失敗しましたが弱い日は先行機も速度が出ないのであきらめないことが上手く行った一日でした。

パイロット 丸山

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