2014/05/21

ポーランド選手権 Day2

晴れた朝。
昨日はアウトランディングした機体の回収に夜中までかかったようで、夜中(明け方)3時に戻ってきたパイロット達もいたようです。が、皆さん元気の朝の準備中。

こちら、女性の Bozena Demczenko さんがパイロット。女子世界選手権の現役代表でもあります。
毎回だんなさまがCrewで来てくれているのだそうです。昨日のスタンダードクラスは47機中11機しかフィニッシュできない難しいコンディションでしたが彼女はちゃんとフィニッシュしていました。
 TeamMaruは水バラスト搭載中。翼内に水を入れて重さを調整します。気象条件によって重さをコントロールしています。

雲ができあがってきました。昨日より日射も強い!長袖着ているのは日本人だけ。23℃ですが日差しが痛くて半袖になれず。
今日は15時からサンダーストーム(雷雨)予報が出ています。グライダーにとって上昇気流が発生しやすくレース向けの気象条件ですが、サンダーストームに巻き込まれると大変なので注意が必要となります。

本日は「あわてない。でも急ぐ」「Centkaについていく」を目標に出発。
3時間のAATタスクなので4時ぐらいに帰ってくるとGood!です。

曳航機に曳かれ、出発。いってまいります!


クルーがランチを食べて帰ってくると空の雲がこんな感じに。
その雲を見てGáborが「今日はサンダーストームは来ないね。」積雲の上にうっすらかかる傘状の雲は上層の湿り気が少ない印。サンダーストームの発生には上層と地上の温度差と高湿度が必要なため
、今日はサンダーストームにならないということでした。(Gáborの説明はすべて英語なので詳細はわからず。Maruにあとで説明してもらいました)アウトランディングはしなくてすみそうかな。

今日はスタートから3時間のAATタスクだったので4時前後にグライダーがまとまってかえってきました。

そしてMaruも無事帰着!
今日の結果は満足いくものだったようです。 本日の結果

出発前の目標が達成できて、納得いくフライトだったようです。
片づけを終えてチームでBeerTimeをしていたら、Centka登場。「今日はどうだった?」「よくできた。Centkaについて行ったよ」「ああ、今日は影がいっぱいくっついてたな。はははっ」Centkaはレジェンドなのでいろんな選手が彼をフォローして飛んでいるのです。

そのあとはGáborとMaruでハンガリーのグライダー事情について盛り上がり。前回のヤチェックさんへのインタビューと違い、ビール&ポテチでのカジュアルなインタビューです。(このインタビュー、記事になったら是非読んでください!)


本日も無事終了。
明日はロングタスクが予想されています。

赤石

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