2013/05/25

Pre WGC 2013 Day2 2013/05/04 review


  • 高気圧がやっと張り出してきて前線が東へ移動、晴天域に入ってくる。北西から乾燥した空気、南のエリアはまだwetで使えない 西側は積雲、北西はブルー 東は積雲 1500m cloud base 予報


  • main 90 リッター tail 2リッター W/L 48 kg/m^2 の設定、前半ちょっと軽かったけど後半ブルーなので結果オーライ
  • AAT 3h  110kph 前後の予想。タスクは西へ100km, 北へ 70km, 帰ってきて東へ 30km 行ってフィニッシュするタスク
  • 曳航順は後ろから2列目 一番先頭も困るが、一番後ろもスタートまで時間が無いので困る(FAI のルールではクラスの最終機が離脱後20分後にゲートオープンなのですが、ここでは最終機が離陸後20分でゲートオープンしてしまうので困る。前後の機体を離脱後の 1st サーマルのクライムに利用する(とくにエンジン機は離脱後にエンジンテストをしなければならないので、このためにエンジン始動に100m, エンジン格納にも 70m くらい高度を失うので、上手くリフトのなかでこの手順を行う必要がある)
  • フライトトレースはこちら
  • この日は離脱後の 1st サーマルで PL に合流できたので、PL とスタートすることに決める。スタートポイント付近は当初積雲が無かったので、スタートポイントの前で上昇して、スタートポイントに接近、スタートラインを反転クロスしてスタート
  • スタートのポイント
    • 極力早く上昇してスタートポイントに接近する
    • できればスタートポイントの前(1st leg 側)の状況を確認する。スタート後のleg の状況を見ておくため
    • スタートライン上でスタートタイミングを計る
    • ポーランドはスタートラインが短い、5km 半径の合計 10km。ポーランドでは伝統的にガグルが多いらしい
    • ドイツの時は半径 10km で 20km なので、スタートが見えないことが多い。また、ガグルの安全のため、スタート高度をcloud base より下げて設定して、ガグルが雲に入らないようにさせていた(でも逆にガグルが集まりすぎる)
    • スタート前のガグルが一番危険、とくにスタートラインを横切るときに最もエネルギーを得るためになるべく皆高度を取ろうとするため、雲があると雲に入りかけながら飛んでいる。
    • ガグルで上になってしまって雲に入りそうな場合は
      • ダイブ開く
      • 速度をつけて大回りする
      • ガグルからでる
    • ガグルを見失わないよう、危険な状況にならないよう、高度を得なければなのでこの調整が大変です。
    • 単独スタートは避ける。ガグルを上手く使ってリスクを分散しながらスタートする。
    • スタートタイミングの半分より後ろにはいかない。半分くらいまででスタートして、ガグルからずり落ちた場合も後続のガグルを活用できるようにする

  • PL のスタートで5機ほどスタート、が、PL を見失う、さらに 15m クラスのスタートポイントが1st leg 上に有り、スタート前の15m クラスと混ざり合って混乱。Centka の Arcus はそのあたりにいたようで、数機スタートラインに引き返していくのが見える
  • PL は2nd start をかけた模様なので、この5機でガグルでスタートする.。good start。
  • 1st leg は 240 deg wind。  AAT なので、極力風にタスクを平行して飛べるように Cu street を選択。ラインが悪くなったら次のラインへ渡りラインに入ったら240 deg でフライト。2nd leg がブルーに見えるので、極力 1st leg を奥まで使って距離を稼ぐ。このあたりは前後合わせて8機くらいのガグル。
  • 1st leg の奥まで行ってターン。2nd leg はブルー、Cu が定期的にポップするので、ポップする Cu に合わせてコース取り。
    • このあたりでやっと G29 のフラップの使い方が分かってきた。
    • Ventus2 とは違う。Ventus はグライドからピッチアップをフラップでやりながら減速してロールインするが、G29 は減速時にフラップを使うとロールが悪くなる。減速はピッチアップで行い、ロールインしてからフラップを下げるイメージ。)
  • ドルフィンの際にピッチアップしてからフラップを使うと明らかに高度の上がりが違う、これで若干遅れ気味だったグライドをなんとか回復
  • 2nd area はタッチしてすぐに3rd area に向けてターン
  • 3rd leg とにかく前に出すぎない、集団の後ろにつけて、なるべく高い場所をキープして、ファイナルグライドに入れるタイミングで出遅れないよう、どこでファイナルグライドに入れるかだけを考える。前方の東のエリアは積雲が見えるので、下げないように。15:00 を回ってブルーなので、日射は十分あたって暖まっているので、たまった熱が地面から離れて上がってくるタイミングを見計らう
  • ブルーのグライド中にトイレマネージメント。年のせいか、トイレが近くなった。次回はもっと携帯トイレを持ってこよう。ストリートのグライドではタイミングが取りづらいが、ブルーのグライドは時間があるので、そのタイミングで。早め早めのタイミングで実施することで集中力を維持。
  • 3rd area の手前から積雲エリアにはいる。見かけ倒しの雲が多いが、良いのを選んで final glide へ。練習日は東からのフィニッシュに失敗したが、この日はマージン 100m 以上の十分なフィニッシュ
  • ログを見ると 16:20 以降から急にリフトが弱くなっているので、早めのスタートが良かったようだ。

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