2017/11/02

2017 ナミビア合宿


2017年のトレーニングをナミビアでコーチの方にお願いできることになりました。
(実は昨年2016年もナミビアでセントカ先生に合宿をお願いしていたのですが、急遽実施できなくなり、今年こそどこかで複座で学べる時間を探していました)

コーチをお願いさせていただけるのは Wolfgang Janowitsch 氏。2003年世界チャンピオン。2006年, 2014年2位。元オーストリア航空のパイロットです。

今年の春のハンガリーの大会でお会いしたときに相談させていただき、同乗トレーニングをお願いさせていただきました。11/2夜発、11/3夕方着で11/4-10 の1週間のトレーニング予定です。

行き先
  • Kirpipotib
    • Flying with the champions 
    • Flying with the champions 2017
      • 歴代の世界チャンピオンと練習しよう!というトレーニングキャンプ企画です。11月前半に2週間にわたって開催されます。私は1週目に参加予定です。1週目は少なめ(2名)ですが、2週目はコーチ10名、トレーニー10名が2カ所の滑空場から10機の ArcusM でフライトします。
      • 2016 レポート
      • 2015 レポート
目的

  • チャンピオンのコーチングによる飛行技術向上
    • クライム
      • 弱いコンディション中でのより良いクライム
      • 強いコンディション中での更に強いリフトコアの選択(強いところで安定して上がっているつもりが急にずれる、ブローのような吹き上げで突然姿勢が崩れる)
    • コース選択
      • 一面の積雲時のコース選択。以前ほどは迷わなくなってきているが、細部を良くしたい
    • グライド
      • ドルフィン プッシュプルの最適化。苦手のハイスピードコンディションの克服
  • チャンピオンの考え方の吸収

ナミビアの他の滑空場
  • 日本からですと 30時間から40時間かかります。ルートはいくつかあります
    • 香港経由、南アフリカ経由 乗り継ぎ2回
    • ドイツorアムステルダム経由、南アフリカ経由 乗り継ぎ2回
    • カタール空港 or エミレーツ空港で中東経由 乗り継ぎ1回、乗り換え待ち途中15時間くらい
  • 丁度マイレージが貯まっていたので、行きを北京、ヨハネスブルク経由。中国国際航空、南アフリカ航空で手配。
  • 帰りは南アフリカ航空で、ヨハネスブルク、香港経由。
航空図
周波数

アフリカウエザーサービス
  • TopMeteo Africa 
    • 無償版モバイル 
    • 普段ヨーロッパで使っている topmeteo のアフリカ版。69.9 euro / year オプションサービス。
    • FlySat-Message
      • 飛行中にSMSでエリアの状況(ストリート、サンダーストームなど)を受け取るサービス。1000kmが毎日飛べる、それだけ広いエリアを飛べるアフリカならではのサービスですね。
  • 衛星写真
    • http://www.weatherphotos.co.za/africa_weather_photos.html
    • SAT24 Africa
  • Meteoblue 
Namibia OGN

勉強動画
  • 2016/11/05 500km 北東、南下
    • 11:40 離陸 3200m
    • 13:30 3800m
    • 16:00 3000m
  • 2016/11/06 710km 西へ行って南下
    • 11:30 離陸 top 2600m
    • 2000m-2600m で対地600mはキープしながら run avg 160km/h 1.5 - 1.8m/s
    • 13:30 ブレーク 4000m
  • 2016/11/07 460km 東西
    • 14:00 takeoff
    • 15:00 までは top 300m
    • 15:00 以降 4000m
    • 18:00 で終了、低い高度ほど北風が強い。最後に風を読み誤って南に行きすぎてエンジンスタート
  • 2016/11/08 1000km トライアングル
    • 2400m 11:00 でスタート、2ndサーマルで 2800m、3rdサーマルで 3300m
    • スタート後は 150km/h、2nd サーマル以降は Avg 180km/h → 200km/h クルーズバンド 2600m ~ 3300m、
    • 12:30 top 3600m, 15:00 4000m, 16:30 4200m 18:00 last climb 4400m
    • 19:30 日没、日没後 15分までフライト可能、それ以降禁止
  • 2016/11/09 1000km 北東、南東
    • 10:30 離陸 11:10 2400m(AGL1000m)でスタート avg 154km/h
    • 11:40 3400m AGL 2000m avg 180km/h
    • 12:30 4200m avg 200km/h
    • 14:00 4600m
  • 2016/11/10 800km 12:00 - 19:00 7h 
    • 12:00 2800m
    • 12:30 3200m
    • 13:20 4600m
  • 2016/11/11 660km 14:00-19:00 5h 
    • 14:00 離陸 3000m
    • 15:00 3800m
    • 15:30 5000m
  • 2016/11/12 380km 14:00 - 17:00
  • 2016/11/13 420km  14:00-18:30
    • 14:00 2800m
    • 15:30 3800m 4600m
    • 16:30 3600m
    • 17:00 2400m
タスクセットエリア
  • ナミビアは東西 1000km 南北 1000km 
  • Kiriptib の標高は約 1368 m、南側は 1200m
  • 日の出 6:00 日没 19:10 低緯度なので日照短い
  • 首都の Winhoek はほぼ中央
  • 北側は Windhoek の TMZ になるので、北側は使わない
  • 西には南北に山脈 海岸からのコンバージェンスになる
  • 使うエリアは北東、東、南、西の山脈。北はWindhoek の TMZ なので、使用しない。北側は FL145 まで、南は FL195 まで glider sector でセットされている
  • 東はBotswana のエリアも利用、350km くらい
  • 南は 350km くらい Keetmanshoop くらいまで (S27度までが FL195)
  • 西寄りの風の日は東の平野を使っている
  • 東寄りの風(中緯度貿易風)になると更に条件良くなる 11/25 くらいから始まっている。西の山脈(Kante) がコンバージェンスになる 途中休み(空気の入れ替わり)を数日挟みながら1月中旬までずっと続く
  • 2016/11/15 から 1000km day が続く
  • 11月中旬以降は弱い日(500km以下)は週に一度くらい







    2017/10/29

    2017プレグライダー世界選手権大会 パイロットレポート 6/28 Task4 タスクキャンセル

    この日は結果的にはオープンクラスは全機曳航後タスクキャンセルになりましたので、経緯をメモ。

    朝は霧が発生し視程 100m 。チェコの衛星写真チェコ全土のライブカメラを見るとプラハの南から西にかけてブルタバ川沿いのエリアのみFog が出ているのが分かります。(上の Mapa Webovych kamer をクリックするとgoogle map 上でチェコ全国のライブカメラが見えます。これとても便利です。ウエザーニュース様、日本でも是非!)。topmeteoの cloud distribution 予報を見ても Low Layer Clouds に 500ft 以下の 黄色の Fog が出ていました。(初めて見ました)

    川沿いの低地、湿ったエリアで霧予報(黄色)


    霧は次第に晴れる予報になっていますが、霧の影響でリフトが弱まることが予想されるので今日は厳しい一日になりそうなことを予想しました。

    ブリーフィング後は予報は良い方向に外れ、全体としてはヨーロッパに低気圧の中ですが不安定ながらも隙間の晴れ間はある状況になりました。。

    ただし湿った空気の中で昇温するのでサンダーストームになりやすい。2016年のチェコ選手権のような感じになります。

    11:30曳航開始予定が12:00, 12:15, 12:30, 12:45 と遅れていき、12:30 頃からローカルも積雲ができはじめて、13:00曳航開始が fix しました。発達しはじめるとどんどん過剰発達してしまうのも予報通りです。
    12:00 PLZ(プルゼニ) でローカルサンダーストーム

    14:00 更に広がる

    今日は15m (16機)、open (23機)、Club (25機)の順番での曳航です。初日実績で曳航機5機で 66機を 90分でしたので、大体10機で 15分計算です。13:00曳航開始で15mクラスが15分、オープンクラスはさらに35分なので、オープンクラスの曳航終了は13:50, 14:10 がゲートオープンと予想してほぼぴったりでした。

    13:00曳航開始時は雲量 2/8 の空だったのですが、数値予報の通り次第にオーバーキャストになり始めました。

    私はオープンクラス23機の5機目(2列目)の曳航順でした。オーバーキャストなので離陸直前に iphone版の topmeteo で衛星写真を確認すると(15分刻みの最新が見れます)南からやってきているオーバーキャストが抜ければ更に南に好天エリアがあることが分かったので、「ここはしのぎ時」、と覚悟して、まずは丁寧にあげて南に移動する方法を模索しました。

    あがってみると確かにリフトは無いですが、リフトが無いときはあるところ(オーバーキャスト前に貯まった熱が放出されるところ)に皆さん集まるので、注意して探すと真後ろの曳航経路上の積雲のカスの下で上がり始めました。対地1000mまであげたところで、南に晴れ間が近づいてきたので、南へ移動、なんどかトライを外しながらようやく上げ始めました。この時点でダウンウインドの無線が聞こえ、ベテラン選手が下で上がらずに苦労しているのをみると、曳航順番でかなりコンディションに差があったことが分かりました。

    結局ゲートオープン2分前にopen クラスはタスクキャンセルの無線が入りました。すでにゲートオープンしていた 15m クラスは続行となりました。タスク継続か、キャンセルか、曳航を途中で中断して悪いエリアの通過を待てば、タスクが出来たかも知れません。なかなか判断が難しいところですが

    2017/10/21

    XCSoar

    XCSoar の比較テスト 左 Huawei P8 Lite 5 inch 右 ZenFone  Max (5.5 inch) 
    反射防止未装着。画面の反射の映り込みが見づらい
    反射防止フィルター張り付け 画面明るさの自動設定をオフにして最大明るさに。反射の映り込みが無くなり、かなり見やすくなりました

    Cambdrige PocketNav
    on Cassiopeia(1999-2001) → Winpilot on ipaq 3600-3900 (2002-2007) → SeeyouMobile on ipaq H5500 (2008-) → Oudie (2011-) とナビゲーションディスプレイを使っていましたが、時代の流れに乗って XCSoar を試してます。初 Android です。
    • ハードウエア
      • Android スマートフォン
        • ASUS Zenfone Max 
        • 検討ポイント
          • 価格 1-2万位
          • 画面サイズ、明るさ
          • バッテリーサイズ
        • 結果
          • 中古で1.5万くらい。
          • ちょっと重い(202g)が RAM mount で取り付けてみた感じでは問題なし。
          • バッテリーが大きい (5000mAh) を選んだ(外部バッテリー無しで一日使えるモデル。フライトコンピューター接続無しで使う予定)
          • 太陽の下で見やすい明るさ。(明るさ最大にする必要有り)
        • XCSoar だけを使うならSIM無しでokだが、後述の skyline.aero を使うためには SIM があった方が良いので IIJ mio のSIM 追加。
        • Android OS は1年でアップデートに対応しなくなる。(Android OS7.0 非対応)。驚き。セキュリティ上どうなの?
        • 音声認識はiphoneに比べるとイマイチ。やっぱりハードとソフトのインテグレーションは垂直統合ベンダーの方が優れている。。
      • 反射防止フィルター
        • 必須。無いと見づらい
      • 吸盤マウント
        • RAM suction cup base 
          • ゲル吸盤は装着後にキャノピー掃除が面倒なので通常吸盤型を選択。使っている感じははかなり良い!
      • PDAホルダー
        • RAM universal PDA
          • ギリギリ ZeoFone Max が入るサイズ。とりあえず手元にあったものを流用(13年前に ipaq の頃に使っていた) 
          • 今どきのスマホなら X-Grip の方が良いかも
    • インストール、設定方法
      • XCSoar日本語マニュアル (ver6.4) 
      • XCSoar設定Tips集(page 14以降参照)
        • Config → System
        • Site Files
        • Map Display 
          • Orientation
            • Cruise Orientation
              • Heading Up
            • Circling orientation
              • North Up
          • Elements
            • Ground track
              • on
          • Terrain
            • Terrain colors
              • White
        • Glide Computer
          • Safety Factors
            • Arrival Height
              • 1000ft
        • Gauges
          • Audio Vario
            • Audio vario
              • on
            • Volume
              • 20%
        • Look
          • Screen Layout
            • InfoBox geometry を 12 にセットして12個だすと、フォントが小さくて見えづらい。フォントサイズを 150% にすることで解決!
          • Config → Look → Language, Input → Text size
        • Setup
          • Logger
            • Time step cruise
          • Auto Logger
            • on
          • Units
          • Time
            • UTC offset 9h
          • Tracking
            • Livetrack, Skyline のアカウント情報をインプット
        • Config → Plane
          • New で追加、Polar List でグライダーを選択
        • Config → Devices
          • GPS を選択 
        • メニューは探しづらいので、総当たり的に最初のページから全部のパラメーターを試すのが良いと思う
        • SkyLines.aero と連携してオンライントラッキングにも利用可能。上空で相手のXCSoar 画面上に位置情報表示も可能
      • Android 本体設定
        • 設定
          • ディスプレイ
            • 明るさのレベル
              • 「明るさの自動調整」をオフにして「明るい」最大に
            • 画面の自動回転
              • チェックボックスオフ
        • アプリ
          • ファイルマネージャー+ をインストール
          • ファイルのやりとりは Google drive で ok
    • インプレッション
      • GPSトレースが途中でたまに飛ぶ。
      • GR が Glide Ratio の略 Oudie の「L/D」に慣れた身としては一目で入ってこない。。
      • サーマル旋回中に表示が風に流されない。おかしいなあと思ったら、Trail Drift Compensation がデフォルト ON らしい

        Seeyou Mobile (左)と比較。トラックが流れていかない。。
        • ダブルタップ→Config → Config 1 → Wind → Trail drift を Off にする

      • 内蔵バッテリー 5000mAh なので、ケーブル不要は便利
      • 反射防止フィルターはとても有効
      • 加齢のためか、以前よりも画面を明るくしないと見づらい(以前は普通に見えていた HP ipaq H5500 や、Oudie1 の画面が見づらくなった)
      • XCSoar のオーディオバリオはあまり参考にならない
      • Thermal Assistant の表示場所を変えたい(InfoBox の上に出てしまう。InfoBox の配置を換えるか)
      • LX9000 や Oudie である Range circle の機能を探し中

    2017/10/01

    TEAM MARU クルーミーティング

    TEAM MARU 2018の世界選手権に向け、Crewミーティングを行いました。
    吉岡さん、市岡さんとも世界選手権は初参加となります。プレ世界選手権に参加して得た情報を伝えイメージをつかんでもらうと共にクルーとして対応してほしい事柄を共有しました。
    2018年7月の大会に向け、準備を始めました。応援よろしくお願いします!


    2017/07/23

    2017プレグライダー世界選手権大会 パイロットレポート Task2 06/26

    14:15 離陸前の空 やっぱり競技パイロットも競技では強風は好きではないそうです。

    Task
    Results
    トラック

    前日が競技初日でしたが、条件好転せず待機の後13:00にキャンセルになりました。

    二日目の今日は朝はブルーから積雲発生、その後雲量多すぎ(6/8) で11:30ローンチ予定が12:30, 13:00 と延期されて、13:00 に TaskC に変更になりました。当初のタスクは南から東に行くタスクでしたが、最新の予報から西にエリアをチェンジしました。
    風上の西へ国境まで行き、南に下がって帰ってくる2:30のエリアタスクです。

    13:20 から曳航開始で、クラブクラス(25機)、15mクラス(16機)、オープンクラス(23機)の計64機を5機の曳航機で曳航して14:49 まで1:29 かかりました。離陸滑走路が狭い(3列)と曳航機の数が少ないためで、世界選手権であれば100機1時間といったところなので来年に向けて不安が残るところです。
    最終離陸から20分後がゲートオープンでオープンクラスのゲートオープンは15:09 になりました。ここから2:30 のエリアタスクなのでゲートオープン後すぐのスタートをプランしました。18:00フィニッシュは一般的には遅すぎます。風が弱いときは遅い時間までリフトが残りますが、風が強いとストリートは良くなりますが熱が貯まらず遅い時間までリフトが持たないことがあります。

    今日の曳航順は4列目。ほぼクラスの真ん中の曳航順で、風の強い、雲量が多くて積雲の選択肢が難しく、上がりづらい、さらに今回はスタートポイントがどれも滑走路から10-15km と離れていてスタートポイントまで時間がかかるときには曳航順が早いほうがスタートポイントまで時間が使えるので有利です。

    強風とオーバーキャスト気味なのでクライムしづらいかと(スタート前にすでにローカルでアウトランディングしてしまったクラブクラスも有り)思いましたが、離脱後はスムーズに上昇できました。雲底まで上昇してスタートポイントへ移動。ゲートオープンのタイミングまでに再度雲底まで上げて、1集団スタートしたのを見とどけて、第2集団の先頭でスタートしました。(結果的にはマークした機体を間違えたのでこのスタートは要改善で、テクニカルにはあと1分遅らせて集団とスタートした方がより良かった。とはいえ、スタートタイミング判断は間違っていなかったと言うことです)

    第一レグは1分後にスタートしたNXに追いつかれてしばらくはNX とクルーズ。風向に平行な良いストリートを見つけて風上へグライド。
    15:40 西向き

    途中高度差が付いて一人で先行して探します。ストリートの下なのでリフティングしているものの、まとまったリフトとのタイミングが合わず、何度もトライしながら結局対地330mまで下げて村と森と電波塔のあるところで1.9m/sで再クライム。弱いリフトに固執せず強いリフトを根拠もって自信もって求めつづける練習の成果が出てきました。
    ストリートはしっかりしてきたがタイミングが合わない

    クライムしきったところで再度 NX に追いつかれてストリートをさらに西へ。後ろからLX, 1R も来ました。ストリートコンディションとは言え、良いラインは限られるのでどうしても機体は集まります。

    AAT のポイントを動かしてタスクの残り時間と最適なターンタイミングをシミュレートし、国境を超えたあたりで NX がターンしたのに倣ってターン。LX はもう少し手前でターン、1R はもう少し奥まで行くようです。ここまでは Avg 80km/h くらい。ヘッドウインド成分が 30km/h 程度あるので、タスクの平均速度はざっくり110km/h くらいといったところでしょう。ここからはテールウインドになります。AAT は極力風に平行に飛ぶのがポイントなので、どこでストリートを乗り移るか、考えることは大体同じで、NX と一本南のストリートに乗り移りました。ここで NX とは分かれて自分の判断で飛んでみました。
    第2レグ イーストバンド テールウインドで速度が出ます ストリートもしっかり

    第2エリア付近は日射がかなりありますが、フィニッシュエリア付近はオーバーキャスト気味です。第2エリアでしっかり上げてからフィニッシュに入る必要がありそうですが、強いのがみつけられず、Required L/D 39 のままファイナルグライドに入れました。
    最終エリア べたっとしてきた

    オーバーキャストですがなんとなく上下動はありそうな感じがしたことと、最終レグ沿いに川があるので、川沿いの風上を進めば上手く進めそうな感じがしたからです。一点不安だったのは夕方弱くなる予報の西風が予報通り地上付近も弱くなっているか。(上空は 24km/h まで下がっていました)。無線でタワーに風の情報をリクエストしますが帰ってきません。(来年はやはり地上サポートチームの無線が重要になりそうです)。
    川の地形は思ったとおり空気を持ち上げてくれており、140km/h で伸ばしながら川沿いを慎重にトレース。L/D 50近くでるラインで、Required L/D も30まで下がり、楽々フィニッシュとなりました。Avg 106km/h でした。
    ノースバンド 左から西風 べたっとしているが右下の南北の川沿いにリフティング


    良かったこと
    ・クライムはついて行けるときとそうで無い時があるが、連休のハンガリーのフライトのような全くダメ、という感じは無くなった。今週の練習期間のトレーニングが良い効果になったと思う
    ・クルーズ コース判断に加えて、速度設定も良くなってきた。
    ・エリア判断 全体の組立
    ・数字的にもトップグループとの差が小さくなってきた
     (平均上昇率、平均L/D、平均クルーズ速度)

    分かったこと
    ・トップ集団は第一レグも 16km 南のラインを選択。高度を下げること無く、高いところを飛んでいる。これによって速度を上げている)
    ・290度くらいのかぜのつもりでプランニングをしていたが実際は260-270度くらい。プラント少しずれたときのコース変更のフレキシビリティが必要


    2017/07/08

    プレグライダー世界選手権大会 Day13(最終日)

    July 07(Fri)
    Good morning! Last competition day.
    We are in the small window...
    朝方降った雨はあがり、晴れてます!が、いまは晴れ間の中にいる状態らしいのです。昼に次の雨が抜ける予報のため、それまで待ちになりました。
    本日は最終日、今日のレースはどうなるのでしょうか。


    昨日は風向きの関係でいつもと逆からのアプローチ。この向きだと待機場所から着陸の映像が撮れます。
    「RI down wind」の無線が入りベース上に進入機がいることを確認して撮影開始。いい感じの高さとルート!通過したグライダーの後ろ姿をみてみたら「あれ、尾翼がオレンジじゃない…」気がついた直後、RIが着陸してきました…
    と、いうことでJX(JS1)の着陸映像です。
    *ASG29とJS1翼の形が違うのだそうですが、リーダーにはわかりませんでした。

    Competition day 13
    No task day
    風強くサーマル弱くシャワーの接近予報があり、ということで今日のタスクは無し、となりました。晴れているのに残念ですが。
    いまから撤収作業にはいります。


    表彰式が行われました。
    MARUは総合8位でした!
    http://www.soaringspot.com/…/op…/task-10-on-2017-07-06/total


    Farewell party
    豚の丸焼きを始め様々な料理が並びます。ビール会社2社が大会スポンサーになっているのでビールもたくさん用意されてます。(スポンサー数は10以上あります。)チェコのパーティはトーク中心で大人の雰囲気。
    ちなみにcanonさんもスポンサーですよ。




    リーダー 赤石 
    Facebookアップ記事をブログに掲載しています。
    https://www.facebook.com/TeamMaru

    2017/07/07

    プレグライダー世界選手権大会 Day11&Day12

    July 05(Wed)
    おはようございます。
    久しぶりに快晴から始まる1日になりました。この飛行場上空付近はエアラインの行き来が多いらしく、空には飛行機雲がいくつもでてます。今日は飛ぶぞ!
    Competition day 11
    Cloud street & Thunderstorms Conditions
    Task: AAT 4areas 3:30:00 219.2km/570,2km(378.7km)
    今日はロングタスク!が、16:00からサンダーストームがやってくる予報。雨前に帰って来れない場合は他の飛行場へのアウトランディングも視野に入れたフライト計画。サンダーストームをかいくぐって帰ってこれると良いのですが。と、言うことで「何がなんでもアーリースタート」を意識して出発。こんな日でもレイトスタートをかける戦略をとる選手はいますが、MARUの判断でチャレンジ!
    ブリーフィング後に流れていた音楽は『RAINDROPS KEEP FALLIN'ON MY HEAD(雨にぬれても)』濡れたくないなぁ…



    本日のフライトではありませんが、MARUがフライト中に撮った映像です。
    Plzeň(プルゼニ)の上空にて。練習期間中に撮影した上空の映像です。

    Result
    Daily: 5位/23機
    http://www.soaringspot.com/…/open/task-9-on-2017-07-05/daily
    Total: 6位/23機
    http://www.soaringspot.com/…/open/task-9-on-2017-07-05/total
    予報が出ていたサンダーストームは小規模なものになり、無事に帰還しました。
    以下、MARUのコメント「今日はガグルとスタート後、1st レグで一緒になった Petr さん(QZ) をフォローすることにチャレンジ。自分よりも上手いパイロットについて行くには観察力と追いかける技量が必要になります。今日はエリアタスクの設定範囲が大きく、正直どこを飛べば良いのかがよくわからなかったので、QZさんについていく、と決めて必死についていきました。今までだと高速コンディションではついて行けるのは1時間が限界(クライムで遅れて、グライドで遅れて、結果ついて行けなくなり次のガグルに落ちる)だったのですが、グライド/クライムともあまり遅れず、クライムで遅れたときもあきらめずに追いつくことが出来ました。比較させて頂けたお陰で、クライムの遅れる原因と遅れないためにはどうしたらよいかが少しわかってきた気がします。とはいえ、まだまだ、「ここで回るの?」最初は1m/sなのに回ってみると2.5m/sになるところはわからない部分があります。追いかけさせて頂いたことに感謝です。(やり過ぎはマナー違反です)」
    残すところあと2日、MARUのチャレンジは続きます。引き続きの応援よろしくお願いいたします!


    July 06(Thu)
    おはようございます。
    晴れてます。タスクは昨日より短くなりそうですが、今日も飛びます!

    今日はクラブクラスから発航始まりました。オープンクラスは準備中。
    Competition day 12
    Cloud street Conditions
    Task: AAT 3areas 3:00:00 174.0km/455.8km(312.0km)
    本日は天候が悪くなる予報はない分そこそこの気象条件となる見込み。
    こんな日は「確実に」上がり、「適切な」コース選択して飛びたい。サーマルで確実に上がりきり、自分の適切な判断ができるかどうか。今日はそんなチャレンジの日になりそう。

    ヨーロッパは夏休みに入ったらしく、子供達がお父さんお母さんの応援に来ています。ちゃんとお手伝いしてますよ!

    Result
    Daily:12位/23機
    http://www.soaringspot.com/…/op…/task-10-on-2017-07-06/daily
    Total:8位/23機
    http://www.soaringspot.com/…/op…/task-10-on-2017-07-06/total
    コース取りで明暗が分かれたと思われるレース展開でした。うまくいった人は平均速度120km/h以上を出していますが、100km/h以下の人も多くいました。
    レース中、現地クルーと日本にいる来年のクルー候補生とでオンライントラッキングと気象データを見ながらLINEでやりとりし、自分達なりの解析を行いました。来年の地上クルー無線サポートの練習です。「なぜこの人達はこっちに行ったのかな?」「このルートの人、速度速いね。条件がいいのかな。」など、知りたいことがいろいろ出てきました。来年の本戦ではチーム一丸となって戦えるよう、準備していきます。
    明日はいよいよ最終日。Go Go MARU!

    リーダー 赤石 
    Facebookアップ記事をブログに掲載しています。
    https://www.facebook.com/TeamMaru

    2017/07/06

    プレグライダー世界選手権大会 Day9&Day10

    July 03(Mon)
    小雨あがり晴れてきました。
    雲底が低いため、雲底が高くなるまで待ちます。タスク発表は昼過ぎの予定。今日はどんな日になるのでしょうか。

    Competition day 9
    Cloud street condition
    Task: AAT 4areas 2:00:00 130.5km/303.3km(211.1km)
    昼過ぎが日射が強まり、サーマルトップは対地1300mまで上がる予報。風は弱め。気象変化を考慮してかフライトエリアは小さめ。
    フライト前にJohn Buchanan(AUS)さんに昨日のフライト判断について質問するMARU。同じシチュエーションで空をどう読んだかを聞くことで新しい視点がもらえます。
    今日も自分の判断を試して飛びます。「チャレンジ」Go Go MARU !

    今日は最終発航でしたので離陸映像を撮ってみました。(長めの1分弱です)
    発航をサポートしてくれるのは黄色いビブスを着たラインボーイ&ガールたち。最初は「え、これはどうするの?」と戸惑いを見せた子たちも毎日60機以上の発航サポートをこなし、今ではテキパキ動いてます。大人が3人、あとは10数名の若手で発航運営がされています。


    Result
    Daily 15位/23機
    http://www.soaringspot.com/…/open/task-7-on-2017-07-03/daily
    Total 7位/23機
    http://www.soaringspot.com/…/open/task-7-on-2017-07-03/total
    本日は高速レースの展開に。決められた時間の中でいかに速く飛ぶか、が勝負ポイントなのですが、実はMARU が苦手とする展開。他の選手に比べてドルフィン(直線で飛びながら上昇する技法)がうまくないのです。
    高速化が課題であることはわかっているのだけれど、日本の練習ではカバーできない課題でもあり。現在はこのパターンではいかに遅れをとらないようにするか、がチャレンジポイント。チャレンジは出来たとのことなので今日はOK!この課題は秋にトレーニングする予定です。
    明日もチャレンジ!

    Chef crew(Haruyo)の登場により、Richard(RI owner)さんからいただいたTokaji Wine と共にステキなディナータイムを過ごしました。(昨日は餃子でした)
    美味しいごはんでパワーチャージ!


    July 04(Tue)
    今日も晴れてます。
    パラシュートジャンプのトレーニングをする団体が来ました。イメージは防衛大学パラシュート部。楽しそうに飛んでます。グライダーは昼過ぎから飛ぶ予定です。


    Waiting Waiting Waiting 
    朝の晴れから一転して雨模様に(パラシュート隊は避難せず)。その後雨は上がったものの厚い雲が抜けず待ちの状態に。待つのも試合。おしゃべりしたり昼寝したりして気象条件がよくなることをひたすら待つ。


    Competition day 10
    Task is cancelled 
    遠くに晴れ間は見えるものの、飛行場の周りは回復せず。
    今日のTask Bは「Go to Bar」らしいです。私たちも撤収してTaskB(レストラン)を目指すことにします。

    リーダー 赤石 
    Facebookアップ記事をブログに掲載しています。
    https://www.facebook.com/TeamMaru